サッカーは監督だ

トップの監督になるために必要な情報を集めたプラットホーム。日本のサッカーが発展することを願って。

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トットナム、2018年に新スタジアム建設へ

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成長著しいトットナムが今度は、新スタジアムの建設に乗り出すようだ。

その重要な役割を担うのはSanjeev Katwaである。

 

テクノロジー部門のトップ、Sanjeev Katwaのテクノロジービジョンはカスタマーが何かを経験できることと、成功のための長期的なプランに基づいている。

 

スポーツにおける成功は優勝やタイトルを獲得することである。

ピッチ上の成功は最高である。ただスポーツの最先端を走る組織はビジネス面の成長を手助けするためにピッチ外で様々な取り組みを行っている。

Sanjeev Katwaはテクノロジーは継続的な成功のためには不可欠なものと述べ、

さらに彼はこうも述べている。

 

トットナムにおける最高のことは今取り組んでいることが従来の ITよりもはるかに素晴らしいことである。クラブも自分たちが現代的なテクノロジーの機能を有している認識がある。数年まではテクノロジー部門が最も重要であると考えているクラブはほとんどいなかった。しかし、今では。。。。

 

今回の新スタジア建設にあたってこのデザインのキーとなるのはテクノロジーで、ボルトが敷き詰められたスタジアムというわけではなく、英知に富んだスタジアムのようだ言うなればIntelligent stadiumというわけだ。

 

ロンドンでは最大のスタジアムになり、61559人が収容できる予定。

www.facebook.com

www.footballchannel.jp

さらにサッカー場としてだけではなく、NFLやコンサートなど様々なイベントが開催できるように設計されており、人々をハッピーにできるようなスタジアムを!テーマにデザインが考え抜かれている。

 

 

"Changing the customer experience is going to be key for us,"

カスタマーの経験を変えることをテーマとし、カスタマーの一つや2つではなく、価値観、全てを変えたいとSanjeev Katwaは述べている。

 

Creating new customer experiences

スタジアムを通じてこの考え「Creating new customer experiences」を持つことは非常に興味深いことである。本当に創りかえることはできるのであろうか。

 

スタジアムに入るまでのルートにもかなりこだわりを持っているようで、入るとすぐにピッチが見え、周りにはクオリティーの高い食事、飲み物が提供され、サポーターが満足して帰れるようにデザインが練られている。ミシュランに登録されているレストランが設置され、特別会員になることでここで食事が取れるという噂もある。

 

Hewlett Packard Enterprise (HPE)との提携

建設にあたってHewlett Packard Enterprise (HPE)と提携し、何年も前からアイディアが検討された。今のところ、彼らの力を借りてLED看板、無料Wifiスポットの設置、携帯電話の販売ポイント、クリックして食事や飲み物が注文できるデジタルシステムなどが設置されるようだ。

 

ピッチの上だけではなくビッチ外のトットナムの取り組みに注目したい。

 

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スポーツ心理学の真実 パート2

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今回はスポーツ心理学パート1の続きである。

 

topcoach.hateblo.jp

 

早速、ACTにおける6つの柱となる考えについて。

 

1.コントロールしながら受け入れる。

スポーツ選手は一般的に物事をコントロールしたいはずだ。しかし、試合は不確実なことを運んでくる。例えば、誰が試合に勝ち、試合がどのように進むのかといったことだ。スポーツ選手はフラストレーションや怒りや恥じらいを知ったり、感じとったりする必要がそもそもない。なぜなら、誰もそれを必要としないからだ。

 

スポーツ選手が学ばなければならないのは頭の中の考えや感情が頭をよぎるということをだけを認識すれば良いといことだけだ。間違った戦いは意味がないのだ。(パート1参照)

 

2.認知の拡散

ACTによって選手たちはネガティブな考えや感情が自動的にパフォーマンスを下げているわけではないということを学ぶ。そして、誰も強い自信なくしてメダルは勝ち取ることができなかったという事実を知るのだ。

 

それを理解するためには最終的に行動を必要とする。

 

選手たちが自分が思っている考えと自分自身にかなりの距離があると認識できると、そこには柔軟性というものが生まれ、自分自身がコントロールできるようになる。

 

 3.今が現実

次は今この瞬間が現実であるという考え方である。これは良いパフォーマンスを発揮するためには非常に良い要素である。

過去の全てはあくまでも記憶の中にあるだけで、未来にその考えが襲ってくることはない。実際のところ、今が現実であるということだけがスポーツ選手を動かすきっかけとなりうるはずである。よって、休憩したり、一度全てをリセットすることができると考えることができるはずだ。その場でストップさせても、また今という現実がやってきてそれを再開させることが可能であるからだ。(何か息苦しさを感じたらこう考えれば良いのだ。)

 

4.自分自身

4つ目は自分自身と会話するということだ。人は他のものとどのように付き合うか、接するかということは自分自身に大きく影響を及ぼす。私たちは他人や他のことと繋がっている。もちろん自分自身とも繋がっているということだ。自分自身を思いやることによって不安や恐怖が緩和されパフォーマンスに良い影響を及ぼすという研究結果も出ている。

self-compassion.org

 

5.価値観

5つ目は価値観である。人によって重要なこと、やりたいことは異なり。つまり、人それぞれ価値観は違い、その価値観の違いがまたそれぞれのゴールを決める。ゴールは何かを得たり、何かに到達したい望ましい成果、結果である。

この価値観やゴールは奥底に存在し、強い成果、結果を発揮する源にもなる。 ACTにおいては価値観というものがコンパスのような役目を果たし、このコンパスの役目こそがプレーにおいて重要だ。さらに普段の生活においても重要であることは言うまでもない。

 

さらにこういった価値観はインスピレーション、モチベーション、さらに逆境に立ち向かうことに対しても関係性が大いにあるのだ。

 

6.特別なアクション

 自分自身にとって何が重要であるか、ゴールであるかを知った時、スポーツ心理学者はその彼にとって良い行動も含めて、全ての行動をチェックする。そこにはいくつかヒントがあるからだ。そこでは全てがカテゴリー分けされる。例えばスポーツ、家族、リラックスなどである。

 

あなたは積極的にスポーツをしたいとする。例えば、サッカーだ。サッカーには攻撃と言うものが存在する。よって積極的に攻撃をしなければならない、もしくは1対1の戦いを相手に挑まなければならないであろう。これは特別なアクションでそうすることで試合に勝てたりするのだ。これは価値観重視の方法論だとも言えるのだ。やりたいことをやる(それぞれ違う)、つまりこれが特別なアクションなのだ。

 

心理的柔軟性

このACTの6つの柱はスポーツ選手の心理的柔軟性をより大きくしてくれるものである。(簡単なことでプレーに必要なこと以外を考えない。)この心理的柔軟性がある状態ではボジティブな考えをそもそも持つ必要はなく、選手と選手の持っている考えの関係性の距離をどのように保つかということに注力するだけで良いということだ。

 

このACTの考え方を取り入れることで神経質な状態で、限定的な思考(ネガティブな思考)を消そうとする必要もなくなり、常にトップのパフォーマンスを引き出せることができるようになるはずである。

 

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スポーツ心理学の真実 パート1

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ある誤解

スポーツ選手はプレーするためには気持ちの良い状態(ストレスがない状態)でなければならない。

 

実はこれは誤解である。

 

重要な場面において、神経質になったり、ネガティブな気持ちになることはやむ得ないことである。ここで重要なことはその選手のパフォーマンスのピークをもってくることである。それを助けるものとしてAcceptance and Commitment Training(ACT) というものがある。以下、ACTとする。

 

この ACTを使い、ストレスがある状態、不快な状態の時にトップパフォーマンスを発揮する方法を紹介したい。

 

あるトップ選手がいた。

彼女は経験豊かでナショナルチームに所属していた。

しかし、ある時からトップパフォーマンスが出せなくなっていた。

スポーツ心理学者からはその選手からはフラストレーション、怒り、悲しみ、恥かしさがあるように見えた。

 

そんな状態にも関わらず彼女はもう一度、トップに立ちたがっていた。

 

しかし、どうやって?

そこで彼女に対して一般的なスポーツ心理学のメソッドを使われた。

リラックスさせ、注意を引かせないようにし、マインドコントロールを行った。

これはネガティブな選手をボジティブな方向にもっていき、これによってより簡単に良いプレーができるような一つの方法論であった。

この取り組みによって進歩が少し見えた。しかし、十分ではなかった。

まだ神経質な状態が続き、フラストレーションが溜まる状態にあった。これによってまだトップパフォーマンスが発揮できていなかったのだ。

 

神経質であることはいたって普通である

あるオリンピック選手の言葉。

あなたはあなた自身を信じなければならない。これはいつもの試合と同じである。しかし、くそったれなことに人生を決定する試合でもある。メダルを取れば歴史に名を刻み、負ければすぐに忘れ去られてしまう。

スポーツ心理学者からするとこの言葉を非常に偉大と感じるようだ。この選手は、自分のそばにいる人々、そして自分自身についてよく認識しているのだという。

 

ACTはある考えからきている。ある考えとは私たちが考えているほど私たちの考えや感情をコントロールすることはできないというものだ。

この考えから考えると難しい状況や興奮する状況において神経質になることはいたって普通であるということになる。

 

進化、成長についてこれから考えることは良いことでもある。失敗をしてしまうという考えや感情を持つことさえが無意味であるとなっていしまう。そもそも失敗することは普通であるからである。

 

強くあることや恐怖を感じることは生きている証でもあり、現実の世界のものである。

 

得点することができなければ、忘れ去られる。メディアに対して良い振る舞いをしなければスポンサー契約が延長されることはないであろう。これは当たり前のことである。

 

神経質な状態で、限定的な思考(ネガティブな思考)を消そうとハードに働いた場合、それは(神経質、限定的な思考)度々、より大きくなって返ってくるであろう。

スポーツ選手にとってこの神経質さや恐怖、ネガティブな思考はエネルギーを無駄にしてしまう。それらが裏目に出てしまうのだ。これは研究によっても証明されている。

 

プレーを向上させていく

従来の方法では全て上手くいくとは限らない。よってACTの考えはトップアスリートにとっては非常に有効的な考えだと言える。これは、選手のパフォーマンスは常に上がったり下がったりし、怪我をしたり、チームに選ばれなかったことで神経質になり、ストレスを感じることは当たり前という考えに基づいているからだ。

 

そして、こういった自分の敵となるものとどういうふうに付き合うかを知っていることがより重要となる。

 

そんな ACTの6つの柱について。

パート2に続く。

Learning ACT for Group Treatment: An Acceptance and Commitment Therapy Skills Training Manual for Therapists

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  • 出版社/メーカー: Context Press
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パイオニア

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全ての業界においてパイオニアというものが存在する。そして、そのパイオニアがすることはある程度、保証されている。サッカー界においてもそれは当てはまる。

 

彼らは世界に色を与える

オランダのクライフはまさにそうであった。また、ドイツに革命をもたらした一人であるルイス・ファン・ハールもその一人である。日本に馴染みの深い、ウィル・クーパーもテクニックトレーニングのパイオニアだ。

 

クライフはフィールドを小さくしてプレーさせることを推奨し、クーバーはボールコントロール、テクニックの習得に力を入れてきた。どちらが良く悪いということではなく両方をバランス良く使うことが重要であろう。

 

yhiradefootballmedicine.com

 

このブログに書かれているようにオランダサッカー協会はまたも育成のパイオニア、サッカーのパイオニアとして改革を起こそうとしているようだ。

 

オランダサッカー協会は11歳までの子供たちの試合のルールを変更し、より狭いフィールドで、より少ない人数でプレーさせているようだ。これは研究、調査によって決められたようである。ヨーロッパで成、著しいドイツ、ベルギー、デンマーク、イングランドではすでにそれは行われている。

 

よってオランダサッカー協会もストリートサッカーの形を取り戻し、スローインではなく、ドリブルイン(ラインが出たらドリブルによってスタート)を採用、審判ではなく付き添い人(遊び場のお兄ちゃんやお姉ちゃんのような役割)を置くことを決めたようだ。

 

ただこれはすでにパイオニアであるクライフやファン・ハール、クーパーによって20年も前から推奨されていたのだ。オランダサッカー協会の保守派によってこれは採択されていなかった背景があったが、その保守派がオランダサッカー協会から抜け、やっとこのフィロソフィーが取り入れられたようだ。

 

この改革によってオランダサッカー協会は2026年までに世界のトップに立とうと考えている。

 

しかし、今のベルギーを見て欲しい。

ベルギーはゼロから始まり今や世界のトップを走っている。彼らは20年も前にオランダサッカースクールから学び、知識を得て、フィールドを小さくし、ボールコントロール、テクニックを学ぶことを優先して行った。その結果がこうだ。これはオランダにとって本当に悔いが残ることであろう。オランダはそんなベルギー、もちろんドイツとも戦わなければならない。

 

ただこうやって革命とは起きるものだ。オランダサッカー協会では協会内での掃除が行われた。あとは前に進むだけであろう。パイオニアの逆襲である。

 

今後のオランダが楽しみである。

 

引用:Pioniers – Voetbalscholing.nl

 

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ヨハン・クライフ自伝 サッカーの未来を継ぐ者たちへ

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  • 出版社/メーカー: 二見書房
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  • メディア: 単行本

 

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サッカーをすると良いこと

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あなたは今も現役ですか?それとももう引退してしまいましたか?

いつ引退しましたか?また現役復帰しますか?

現役復帰したことはこれまでにありますか?

 

 ヨーロッパや南米ではサッカーが生涯スポーツとして考えられている。

さて日本はどうか。日本の選手たちは高校卒業、大学卒業と同時にサッカーをストップしてしまうことが多い。

 

仕事が忙しかったり、バーンアウトしたり。

もしかしたらプレーする場所やチームがない選手もいるかもしれない。

 

もうサッカーはしたくないですか?

 

迷っているならばもう一度始めて欲しい。

その理由を簡単にまとめてみた。

 

フィットネス

練習を2回もしくは1回、そして週末に試合をすればあなたのフィットネスは維持される。これは本当に素晴らしいことで、体にとっては十分だ。しかし、引退後、何もしなければフィットネス、あなたのコンディションは落ちていく一方だ。体重増えていませんか?

 

セラピー効果

Trimbos instituutTrimbos-instituut ORG | Home)によるとスポーツをする人はしない人に比べて、うつ病、恐怖症、不安障害になる確率が高いとされている。

サッカーをすることは肉体的な部分だけでなく、精神的な部分にも良い影響をもたらす。

社会生活のアップグレード

 前後半の後、必ずもう1試合あるはずだ。そこでは新しい出会いはもちろん、サッカーをすることによって繋がれた仲間たちとの楽しい時間が待っているはずだ。皆でお酒を飲み、美味しいものを食べる、そして、たくさん話す。その時間を過ごすことで生きている感覚を味わうことができるであろう。

世界最高のスポーツ

これが最大の理由かもしれない。サッカーは世界でもっともプレーされる最高のスポーツだ。ゴールした瞬間のあの熱狂、エースからボールを奪った時の優越感。一瞬、一緒の出来事にドラマがある。

 

戻ってきて欲しい、サッカーの世界に。

 

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サッカー見るならスポナビ

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サッカーを知るためにはサッカーを観るしかない。

ただ、本を読んでいるだけではだめだ。

今やオンライン上でリアルタイムでその試合が観れる。その一つがスポナビライブだ。

 

そんなスポナビでしか見れないプログラムが発表された。

プレシーズンでどんな準備をしているか、どこまで成熟しているかみものだ。

 

プレミアリーグアジアトロフィー

■大会概要 開催日:2017年7月19日(水)・22日(土)
 

第1試合 7/19(水)19時開始予定(日本時間)

 

出場チーム:計4チーム
1. リバプール(プレミアリーグ4位)
2. レスター(プレミアリーグ12位):岡崎慎司所属
3. ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(プレミアリーグ10位)
4. クリスタルパレス(プレミアリーグ14位)

 開催地:香港 試合数:4試合

1試合目 レスターシティ VS ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン 
上記試合は無料放送を実施。

 

特に注目したいのはクリスタルパレス。元オランダ代表、Ajaxの監督であったフランク・デブールが今シーズンからチームを率いることに。クーマンのエバートンもそうだがオランダのチームはプレミアのチームに強い傾向にある。よって、クリスタルパレスもデブールの強みを生かして今シーズン良い結果が出るかもしれない。

 

Crystal Palace Selhurst Park Street Sign

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  • 出版社/メーカー: Crystal Palace

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オフシーズン特別番組FOOTBALL COUNTDOWS

7月の毎週土日はサッカー史に残る名シーンを

カウントダウン方式で振り返る、特別番組を配信。

1. ベストゴール集(Goals)
・1986年ワールドカップのマラドーナ5人抜きゴール
・2002年チャンピオンズリーグのジダンのボレー

2. 歴代移籍金ランキング(Transfers)
・ポグバ、フィーゴ、ロナウド

3. 華麗なるフットボーラー(Entertainers)
・イブラヒモビッチ、C・ロナウド、ロナウジーニョ

4 .偉大なキャプテン(Captains)
・ジェラード、プジョル、マルディーニ

5. 劇的な決勝戦(Finals)
・2006年ワールドカップ決勝「フランス×イタリア」
・2005年CL決勝「リバプール×ACミラン」

6. 奇跡の逆転劇(Comebacks)
・2012年プレミアリーグ最終節「マンチェスターC×QPR」
・1999年CL決勝「マンチェスターU×バイエルン」

7. 物議を醸す試合(Controversies)
・1986年ワールドカップ「アルゼンチン×イングランド」
・2006年ワールドカップ決勝「フランス×イタリア」

8. 名監督(Coaches)
・モウリーニョ、ファーガソン、グアルディオラ

9. 史上最大の番狂わせ(Upsets)
・2004年ヨーロッパ選手権決勝「ポルトガル×ギリシャ」
・2016年プレミアリーグレスター優勝

10. 鮮烈なデビュー戦(Debuts)
・メッシ、C・ロナウド、ルーニー

 

いくつのシーンを知っているであろうか?

サッカーを理解する上でサッカーの歴史、トレンドを把握しておくことは重要であろう。新しい発見があるかもしれない。

そして、やはり注目は名監督特集だ。彼の考えを得られるチャンスだ。

 

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2017-2018 プレミア・リーガともに全試合配信!

プレミアリーグ、リーガエスパニョーラとも2017-18シーズンも、全試合 スポナビライブで見れるようだ。自分で分析してみてはいかがであろうか。Jリーグももちろん素晴らしい。でも、我々が相手にするのは世界だ。

 

世界を知らないといけない。

 

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サッカーにおけるチームビルディング

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プロセス1

「私たちは何のためにプレーしますか?」

 

シーズンの一番初めにチームの目的、文化、約束について相談、話し合うことは

チームビルディングの最初の大切なステップである。

 

ここではチームの目的について。

 

■方向性

チームの目的はそのチームに対して方向性というものを与えるます。

私たちは今シーズン何のためにプレーしますか?何を達成することが目的ですか?

これらの質問がチームの目的の軸になります。お互いでこの約束が守られることによって、その目的の方向に向かい、グループに対してより明確にその方向に向かうことができます。

 

■立ち位置は皆、同じ

監督、コーチ、スタッフ、選手たちは皆、同じ位置にたつ。(同じ文化、ルール、約束のもとで行動する)これはとても重要なことです。こうすることでチームがまとまっていき、トレーニングが上手くいきます。

 

■水先案内人

水先案内人であるコーチ、監督は重要な役割を担っています。

以下のことを皆に問いかけなければなりません。

 

・私たちはシーズン終了後、何を手に入れていたいのか。

・私たちの野望、夢は何か。

・今シーズンなんのために戦うのか。

・どのように自分たちについて話を進めていきたいか。

・どのようなフットボールを展開していきたいのか。

・どのような結果を得たら目標達成とするのか。

 

■結果か成長か?

 

選手たちは結果についておそらく議論をすると思います。これ自体は悪いことではありません。

ただ監督、コーチ、スタッフとしては選手の成長に注意を向けたいところです。

よって監督、コーチの質問は大変重要となってきます。

 

例えば、自分たちの野望、目標についてどのように向けさせることができますか。

私たちは今月、何を達成、成長させたいですか。この答えが彼らの行動、成長に繋がっていくでしょう。

 

■ティップス(参考までに)

・物語の核心に到達するための質問をしようとしなければなりません。

・チームの一員として、あなた自身の目標を宣言しなければなりません。

・(チーム文化と一緒に)あなたの目標を書き留めて、後からすべての選手にがそれに署名させます

 

プロセス2

成功のためには何が必要ですか?

 

チームの目的について話され決定したとき、次に大切なことはチームの文化、約束を決めることです。

 

チームの文化、約束とはチームの習慣として何をするかを意味しています。

 

■グループでの責任

チームの目的の決定は、チーム文化の決定に大きく影響を与えていきます。

これらを決定するにあたって監督、コーチの責任は大きいです。

以下のような質問をすることが大切です。

 

・最高のパフォーマンスをするにあたって必要なことは何ですか?

・このグループで何が重要だと感じますか?

・普通の振る舞い、行動とはなんですか?

・私たちはどのようにプレーを発揮しますか?

 

■具体例

 

監督、コーチとして一般的なことからフットボールにおいてあらゆることに目を向けなければならない。

リスペクト、チーム、ユニフォーム、規律、犠牲芯、団結、達成など。

このような言葉を選手が使うとき、選手により具体的な問いかけをしなければならないでろう。

 

例えば規律については試合の時間前には集合、時間通りに行動する、トレーニング欠席の連絡。

 

■最後に

 

監督、コーチが少しの答えを与えることは良いことです。

だが例えば、優勝の掛かった試合で最も重要な選手が遅刻してきた場合、どうするか。

こういったような具体的なことについても問いかけ話すことが大切です。

 

プロセス3

チームの目的、文化(約束)が話し合われ、決まったところでシーズンはスタートします。

 

ただトレーニング、試合ではこの話し合いや約束事にはない問題が毎回、大きな問題や小さい問題まで多かれ少なかれ起きます。

 

監督やコーチはその場でその問題を解決していかなければなりません。

 

そんな時、約束事を軸に対応が出来るかもしれません。

 

以下その具体例

 

選手がトレーニング中に味方選手に暴言を吐き、殴ったとする。

 

監督:今シーズンの目的は何?

選手:攻撃的なフットボールを展開し、リーグ戦でトップ3に入ること。

監督:これを達成させるためには何が必要かな?何が必要だと話し合ったかな?

選手:ハードワーク、全てのことを100パーセントで取り組む、規律、チームになること(チームとしてまとまること)

監督:OK、でもあなたの行動はこれに該当することかな?その行動を続けたとしたら私たちの目標を達成することはできるかな?

 

日本の現場では選手が味方選手に暴力を振るうことはまずないかもしれませんが、万が一起きた場合、シーズン前に話し合ったことが生きてきて、これが全てのベースになることでしょう。

(監督やコーチが暴力を振るった場合、どうなるかとふと思いましたが。。。。) 

皆さんのチームにこういった約束はありますか?

 

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リバプールが日本の高校生を1人スカウトする

私が思うにセンターバックはサッカーの中で一番重要なポジションなのではないかと思う。

 

イングランド、プレミアリーグにおいて、チェルシーはビックネームの選手を、シティは似たような選手を、リパプールはクロップが就任後、とんでもないセンターバックのスカウトはしなくなった。

 

ただこのセンターバック、どうやってカウトすれば良いのだろうか。統計的な観点で見てみたい。

 

そこで考えられるのは統計データ的に似たような選手はスカウトリストから消していくことかもしれない。

 

ここでは4つのデータに注目したい。

 

4つのデータ

■アクティビティ

何試合90分間プレーしたのか

 

■広さ

彼らがプレーするフィールドの広さ(範囲)を計算したもの。

 

■フロントフットvsバックフット

フロントフットとは積極性を表しインタセプトやボールへのタックルを意味し、バックフットとは反応性を表し、カバーやシュートブロックを意味している。

 

■失敗率

失敗したタックルとファウル割合。インタセプトやタックルの成功数がよくピックアップされるがここでは失敗率をピックアップした。

 

リストから消す

まずはじめに自分のチームのセンターバックのアクティビティ、広さ、フロントフットを算出し、スカウトリストに載っている選手と比較をする。失敗率においてはこのパーセンテージが高いことでスカウトするにはリスクが高いことを表す。よって最後の比較対象とすることが良いかもしれない。

 

ではこの3項目をどう比較していくか。

 

例えば、クロップのリバプール。

ゲーゲンプレスについてはこちらの動画を。


Analysis - Liverpool under Klopp. High pressure and Explosive attacks vs Barcelona

 


Tactics Explained | Gegenpressing

 

クロップはゲーゲン・プレスという高い位置でボールを奪い、得点をする戦術を好んでいるだろう。それによって必要なプレー、必要なセンターバックは決まってくるわけだ。

高い位置からボールを奪おうとすることによって、センターバックとGKの間は必然的に空いてしまう。よって、センターバックにはこのスペースを埋めることを求められるはずだ。そうすると広さという項目が重要となるはずだ。また、相手にこのスペースにボールを蹴られないようフロントフット、つまり積極的にボールにタックルしたり、インタセプトする必要がある。このチームモデルからすると広さ、フロントバックの方がアクティビティよりも重要になってくるであろう。

 

つまりはこの比較項目の優先順位はそれは監督、コーチのフィロソフィー、チームモデルに関わってくることであろう。

 

チームには戦術を実行するための原則があり、選手はそれを自ずと実行しなければならない。こういった項目に着目し、選手をスカウトしてくることでその選手はよりそのチームで活躍できる確率が高まるはずだ。

 

リバプールが日本の高校生を1人スカウトする場合

ステップ①高校選手権に出場したセンターバックをピックアップ⇨48チーム×2人=98人

ステップ②フロントフットの数値を算出⇨リストから上位50人を残す

ステップ③広さを算出⇨リストから50人中上位25人を残す

ステップ④アクティビティを算出⇨リストから25人中上位15人を残す

ステップ⑤失敗率を算出⇨リストから15人中上位7人を残す   

ステップ⑥7人のプレービデオ等を観て、何人かと面接⇨スカウト

 

こんな方法がリバプールでも行われているかもしれない。

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セロトニンとサッカー

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www.footballista.jp

 

面白い記事を見つけた。記事の中にこんな質問が。

 

─メンタルが落ちているとケガをしやすいという話をよく聞くのですが?

 それに答えるのはオランダ、スパルタ・ロッテルダムでフィジオとして活動する相良公平氏。

「それはあると思います。ネガティブなことが起こった時や試合に負けた時はコルチゾールなどのストレスホルモンが大量に分泌されます。そうすると痛みに敏感になり、今まで感じなかった痛みを感じるようになるんです。実際、負けが続いた時は痛みを訴える選手が多くなります」

さらに

──メンタルを改善するには、具体的にどういうアプローチがあるのでしょう?

 

「先ほどコルチゾールなどのストレスホルモンの話をしましたが、神経伝達物質のセロトニン、アセチルコリン、ドーパミンなどの分量によって、今までと気持ちの持ち方が変わってくることが証明されています。最近はサプリメントの摂取や食事のとり方によって人間の脳内に直接アプローチする取り組みが研究されています。今までは気持ちの問題は人と話をすることによって解決しようとしていましたが、新しいアプローチですよね」

 

非常に興味深い内容である。

メンタルをサプリメントや食事によって改善しようというアプローチだ。

 

そこでセロトニンという物質について考えてみたい。完全に興味だ。

 

セロトニンとは?

セロトニン(serotonin)、別名5-ヒドロキシトリプタミン(5-hydroxytryptamine、略称5-HT)と呼ばれ、動植物に広く分布する生理活性アミン、インドールアミンの一種である。なんとも覚えにくい名前だ。

 

血管の緊張を調節する物質として発見・名付けられたようだ。主に生体リズム・神経内分泌、睡眠、体温調節などに関与すると言われている。

 

セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れて、暴力的になったり、うつ病を発症すると言われています。セロトニンという言葉はうつ病などの精神疾患に関する話題や、現代人が抱えるストレスと同時に語られることが多いようだ。

詳しくみていこう。

 

セロトニンの働き

 セロトニンの働きは多岐にわたると言われているが、その中でも代表的とされる働きがこちら。

 

心を落ちつかせる

セロトニンがスムーズに働いていると心が落ち着くと言われ、暴力的になる、突然悲しくなるなどといった感情の浮き沈みを防いでくれる。また、神経伝達物質の中で、特に心の安定にかかわるとされる「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」を抑えることも期待できると言われます。

 

安眠

睡眠をサポートする物質「メラトニン」は、セロトニンが変化したものであると言われ、メラトニンは、目から入ってくる光によりその量が変わるとされており、朝日によって量が減り、暗くなる夜には増えると考えられている。この量がスムーズに変化することで、心地よい入眠が可能となり、目覚めもすっきりするとされる。

 

体の調子を整える

セロトニンはさまざまな臓器で合成され、体内の総量の90%を占めるのは消化管であると言われている。セロトニンが機能することで、消化など体の調子を整えられると言われている。

 

セロトニン不足

 不眠

セロトニンは夜になると、睡眠をサポートする「メラトニン」という物質に変化するとされますが、セロトニンが少なくなるとメラトニンも減るため、眠りにくくなったり、睡眠の質が低下してしまう。睡眠の質が低下すると、それに伴い肌荒れ、集中力の低下などがおきる。

 

心の不安定

セロトニンの働きが弱まると疲れやすくなり、やる気が出ないといった場合もあります。気分が沈みこんでしまう、ふとしたことで怒りを感じやすくなった場合、セロトニンが不足している可能性も考えられる。

 

自律神経の乱れ

セロトニンは自律神経にも関わりがあると言われ、セロトニンが機能しないと肩こり、首こり、イライラ、めまいなどが起きると言われている。 

セロトニンが減少する理由

 

 セロトニンが減少する原因は様々だが、主な要因として、日光を浴びない昼夜逆転の生活や、乱れた食生活、基本的なリズム運動の欠如や、疲労やストレスの蓄積などが挙げられます。

 

サッカーにおいてはまさにストレスと疲労が原因であろう。

 

連日のトレーニングと連戦。そして、そこでは常に勝つことが求められる。こういったことによって上記のような症状が出てしまうのだ。監督、コーチにとってはこのような要因は問題でしかない。しかし、セロトニンだけではなく様々な原因を探りながらスパルタ・ロッテルダムのようなアプローチができることによって、もしくはこういったことを知っているだけで所属するチームに、クラブに影響を与えることができるかもしれない。

 

セロトニンの不足によって起こる症状が出ている選手にそっとサプリメントを飲ましてはいかがであろうか。

 

世界のサッカーはここまで来ている。

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神戸 ポドルスキはトレーニングしていたか?

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ヴィッセル神戸に移籍が決まったボドルスキ。

 

果たして彼はオフ中にトレーニングしていたのであろうか。どのようなタイミングで監督が試合に出すか興味深いところである。

 

経験がある選手とはいえ心配なことは怪我である。特に膝と筋肉系だ。

 うまくコントロールしてくれることを願うばかりだ。

 

topcoach.hateblo.jp

topcoach.hateblo.jp

 

そこで今回はオフ中にどんなトレーニングをすることが望ましいのか考えてみたい。

 チームによっては1ヶ月、2ヶ月のオフが与えられる。この期間中、コンディションは下がっていき、チームのトレーニングが再開する前に選手自身がどれくらいのコンディションなのか知るよしもない。

 

コンディションは徐々に上げていくことが望ましく、これは時間がかかることでもある。よってオフ中に維持、調整することでシーズン始めが楽になり、怪我も減ることはいうまでもない。

 

かといって長いシーズンをハ戦うにあたってこの時期にもハードにトレーニングしてしまってはシーズン最後にコンディションが落ち、良いパフォーマンスを発揮できないことが考えられる。そこで簡単なものを紹介する。

 

良い姿勢

ランニングをする際、肩を後ろに移動させ、それと同時に胸を前に移動させながら良い姿勢を保つ。それによって酸素を多く吸うことができ、姿勢を意識しないでランニングするよりも循環がよくなる。

 

スカッシュ

基本的にパーソナルトレーナーなしでトレーニングしなければならない。(選手によるが)そこで提案したいのがスカッシュというスポーツだ。他のスポーツに比べて約10%も多くエネルギーを消化できると言われている。さらにチタンのボールを打つことで、腕のトレーニング、体のコーディネーション、アジリティーをトレーニングすることになるからだ。

 

十分とした睡眠時間の継続

睡眠については多くの研究がされており、休息が大切なことは周知の事実だ。

普段の睡眠よりも3時間短いと酸素を7%も吸収することができないと言われている。これはフィールドに立った時に大きな差を生む。なぜなら人間は体を動かす際に、酸素が必要であるからだ。

 

水分を取り続ける

本当に些細なことだが、水分を取り続けるということだ。30分で体の中の水分はどのくらい減るか知っているであろうか。答えは2%である。

脱水状態はあなたの血液をドロドロにしてしまう。そうすると体に酸素が取り込めにくくなり、7%もエネルギーを消費できなくなってしまうのだ。

 

複合トレーニング

言葉の通り、様々な動きが入ったトレーニングをするというものだ。ハムストリング、フクラハギ、お尻、肩、背中、腹筋を同時に動かすようなトレーニングが望ましい。マシーンを使った筋肉のある部分だけを集中的にトレーニングするトレーニングはこの時期には望ましくない。

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オフにどのような過ごし方をすることは非常に重要である。激しくトレーニングすればシーズン中に疲れが溜まり、怪我の可能性が高まる。かといってトレーニングしなければチームに中で出遅れてしまう。

 

個人に任されている部分が大きいこの期間のトレーニング。

果たしてヴィッセル神戸に移籍したボドルスキーはどのようなパフォーマンスを見せてくれるかのか。良い結果を願うばかり。ただ、怪我だけは本当に気をつけて欲しい。

 

 

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生きる伝説、最後のファンタジスタ ローマのトッティ

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生きる伝説、ローマのトッティ。彼の去就に注目が集まっている。

果たしてどのチームに移籍するのであろうか。

それともこのまま引退してしまうのであろうか。

 

多くの人からプレーの続行を望まれている、トッティ。果たしてその理由はなぜであろうか。彼のポジションは10番、トップ下である。しかし、このポジションで輝きを放つ選手は多くはないであろう。今やトッティだけかもしれない。

 

トッティがプレー続行を望まれる理由は10番というポジションが影響しているかもしれない。10番の選手は相手DFとMFの間に立ち、常にフリーな状況を作り、決定的なパスやゴールを狙う。

 

f:id:topcoach:20170709181424j:plainphoto:uefa.com

 

そんなトッティのポジション、10。多くのファンが憧れ、多くの選手が10番でプレーしたがる。その理由はなぜであろうか。少し考えてみたい。

 

ボールコンタクトの多さ 

チームがボールポゼッションをしながら攻撃をするという戦略を選択した場合、必ずこのポジションを経由するであろう。監督は基本的に一番能力の高い選手をこのポジションに配置し、攻撃を仕掛けたがるはずである。

守備は必ずしも必要ない

守備的MFは多くの場合、自分に相対する選手をマークすることが期待され、中盤でボールを奪い、中盤をコントロールすることが求められる。だが10番の選手はこれをマストとして求められないことが多い。

 必ずしもゴールも必要ない

 語弊があるかもしれないがゴールにおいてもFWほど結果が求められない。ゴールできることはチームにとって大きな武器になることは間違いないが、絶対必要ということではない。

芸術を生み出せる

10番の選手たちはゴールが狙えそうなボジションでボールを受けることが多く、そこから芸術的なゴールやキラーバスを狙う。しかし、これは必ずしも成功させる必要はない。ファンが興奮し、喜びさえすれば良いのだから。

 

ステータス

背番号10番を身にまとい、トップ下のポジションで活躍し、歴史に名前を残した選手は多い。イタリアで言えば、バッジオなどがあげられるであろう。その影響からかこのポジションでプレーすることで周りか他のポジションに比べてステータスが与えられる。

 

 こうして見るとなんとも楽のポジションに見えるがこのポジションでプレーできるのは監督、チーム、ファンから認められた選手のみであるはずだ。手を上げてできるようなポジションではないはずだ。

 

トッティをまだもみたい。

 

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レスターと岡崎の逆襲

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レシター・シティが成し遂げたプレミアリーグという優勝はまさに奇跡的で、人々の記憶に残った出来事であろう。日本人の実力、岡崎自身の活躍も世界に示すことができたはずだ。

 

ただ今シーズンは残念な結果に終わってしまった。これがレスターの本当の実力なのかもしれないが。しかし、レスターはもう優勝することができないのであろうか?

 

お金のあるクラブ、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティー、アーセナルには勝てないのであろうか。

今一度、レスターの栄光、取り組みを振り返ってみたい。

 

先見の目

まずはじめにレスターのオーナーはスポーツ科学に目を付け、プレミアリーグの中では真っ先にこれを取り入れ、多くの投資を行った。

ラニエリ監督の就任もまさにその一つであった。

 

彼らが行っていたことは多くのクラブでも行われていることだったが、そのレベルが違ったのだ。

 

理学療法士やスポーツ科学のスタッフはクラブ内で大きな立場(多くの決定権や意見を言える立場)を保ち、それらは監督ラニエリの下で行われた。

ラニエリは他の監督とは違い、賢く彼らの意見を聞き入れ取り入れたのだ。

 

ある選手が疲れていたり、ハードにトレーニングしたあとで、このメディカルスタッフたちは監督に全体メニューから少し、外すようリクエストをし、ラニエリはそれを良く受け入れた。

 

結果を残したいのは皆、同じでそれぞれ全力を尽くしていたのだ。

それを汲み取りラニエリは彼らの意見を尊重し、取り入れたのだ。

知識はパワーである。

レスターの選手たちはピッチ内外でモニタリングされたのである。疲れがあるかないかがチェックされ、シーズンを通して、それがコントロールされたのだ。

これに加えて選手たちはオンライン上で体の状態についての質問に答えることが義務づけられていたのだ。個人的な感覚を通して筋肉の張り、疲れなどに気を配ることで怪我の予防を目的とし、コンディションを保とうとしていたのだ。

 

また、この質問事項には睡眠、食事などライフスタイルに関わることも含まれている。それによってそれぞれに適した質問がされる。

 

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http://believeperform.com/news/the-success-of-leicester-city-fc/

 

様々な回復の形の中に−135度で行われた凍結療法も含まれている。これらは回復スピードを高める効果があり、優勝したシーズンの怪我人の少なさに大きく貢献した。

 

そして、もう一つの重要なファクターとして普段のオフとは別に90分の試合の後、必ず48時間の回復時間、すなわちオフが選手たちに与えられたのだ。

 

結果として選手たちはフィットとかつフレッシュな状態で試合、トレーニングを迎えることが出来ていたのだ。これは綿密な計画と理想的なリソースによって生まれたもので、時に少なさは大きなものを生むということの証だ。

 

ハッピーであること

ラニエリはチームのパフォーマンス心理学者(Ken Way (@ken_way) | Twitter

と共にチームがハッピーな状態であることにも注意を向けていた。

 

ラニエリはメディアに話したようなことをそのまま選手たちに話し、実行させているようだ。一人でもチームの輪を乱す選手がいればそれを絶対に許さなかったようだ。

 

さらなる強化

2014年昇格にあたって最後の9試合で7勝という結果を残したにも関わらず、彼らは科学的なスタッフを増やし、彼のスタッフチームを強化した。

さらに彼らは選手個人のプレーに責任を持たせるためにデータを選手たちに提示することを始めた。

Jamie Vardyのスプリントの数はチームで常にトップであったことはなんの驚きはなかったがこういったことでチームは活性化されたのだ。

フィールドにはGPSシステムが張り巡られており、選手の走行距離、様々な走りの強度、加速度、減速度、方向の変換などのデータが選手に提供されたのである。

さらにこういったデータを元のにテーム内で競争が始まったのは言うまでもない。

スタッフたちもこのデータを使い、選手に対して客観的にアドバイスを送ることができ、お互いの関係を良くなったと言われている。

 

ラニエリ政権の下でこのような改革が行われ、プレミアリーグを勝ち取った。

監督が代わり、新しい取り組みをさらに進めているであろうレスター・シティ。

 

果たして2017/2018シーズンはどうなるであろうか。レスターの逆襲はあるのであろうか。そして、さらなる岡崎慎司の活躍に期待したい。

 

レスターの奇跡

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