ジダン 背番号10から監督、そして本当の王様へ
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CLリーグで史上初の2連覇を達成したジダン。ジダンはトップコーチなのか?
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2014年レアルマドリードはCLリーグを手にしている。当時の監督はアンチェロッティ。アシスタントはそう、ジダン。つまり、ジダンは世界最高の大会で世界最高の監督の一人であるアンチェロッティから父のアドバイスを受けながら優勝を経験していたのだ。
ジダンの監督としてのこんな言葉がある。
私は選手のためにそこに存在し、そして、彼らの話しに耳を傾ける。
試合に関して聞かれると
インテンシティーを高く保ち、選手の能力を最大限に生かすことで上手くいく
この言葉や試合を見てもジダンがトップコーチと言われグラウディオラやモウリーニョのような戦術家とも思えない。状況や相手に合わせて試合中にシステムを変えることも少ない。ますます疑問である。
ではグラウディオラとの共通項はないであろうか。少し探してみた。
■最高の選手であった
■監督として共にBチーム(バルサB、レアル・カステージョ)からキャリアをスタート
■Bチームの後はすぐにトップチームの監督就任
■就任後1年以内にCLリーグ優勝
では他のトップコーチに比べてジダンはどんな違いがあるのだろうか。
■選手としてイタリア、ユベントスでプレー
■モウリーニョのアシスタント
■アンチェロッティのアシスタント
■グラウディオラの元で研修
■ビエルサの元で研修
そんな彼らと交流があったジダン。彼がこう言ったらこれだけで納得してしまうだろう。
究極、試合から試合までのプランニングを行えば良い。もちろん、長いタームで考えようとすることは重要だ。しかし、そこでは何かが起きるであろう。例えば、重要な選手が怪我をしたり。全ては突然、変わってしまう。ジダン
選手からの賞賛も得ている。
なぜかベニテェスよりもジダンの方がより共感できる。彼は本当にジェントルマンだ。C・ロナウド
ジダンからのアドバイスはひとすじのゴールドのようだ。モドリッチ
それでもある戦術分析家によればジダンのレアルに戦術的な革命があるわけではないようだ。グラディオラのバルサでの5秒ルール、バイエルンのノイヤーが11人目のフィールドプレイヤーとしてプレーすること、サイドバックがMFとしてプレーすることなど。
ただ試合に勝ってしまうレアル・マドリード。選手のクオリティーが高いと言ってしまえばそれまでかもしれない。ただ本当にそうなのであろうか。ジダンがここまで来るのにどんなキャリアを積んできたのか決して忘れてはいけない。
監督としてキャリアが始まったばかりのジダン。
彼の旅はまだまだ続く。
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