サッカーは監督だ

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あなたは良い仕事をしている?

 

あなたはいつもハードに働き、選手たちを向上させようとしているはずだ。そして、週末の試合で勝てるようにトーレニングしているはずだ。しかし、その努力の質を客観的に測ることは非常に難しい。

 

ただ週末の試合に勝ってさえすればみんなが幸せだということは知っているはずだ。

 

自分の後ろには選手の家族や友達、もしかしたらファンも後ろに立って喜んでいるかもしれない。

 

そして、皆、声を掛ける。

 

『よくやった』と

その瞬間は本当に最高かもしれない。

 

 

ここで少し想像して欲しい。

 

あなたは今日の試合で勝ったのはたまたまだと知っていたとしよう。

 

敵は点を取ることができず、自分たちは誤審によりPKを決めて勝ったのだ。

試合から家に帰る途中、自分自身にこう問うはずだ。

『私は本当に良い仕事をしている?今日もたまたま勝った?』

 

 

勝つ人のメンタル (日経プレミアシリーズ)

勝つ人のメンタル (日経プレミアシリーズ)

  • 作者: 大儀見浩介
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2015/04/09
  • メディア: 新書
 

 

ここで本題に戻ろう。

 

もしこういった場面で自分自身について問うことをした人はコーチや指導者に向いている。もしくは、自分自身を成長させるチャンスがある。

 

みんな知っている。

 

あなたがチームでコーチングをしている時、高いレベルを保ち続けていることを。おそらく、あなたのレベルは他の誰よりも高いはずだ。全てはあなたの周りにいる人のために。少なくともそう認識しているはずだ。

 

日々の仕事の中で、どんな時もあなた自身のレベルを高く保ち続けることは難しいということも知っているはずだ。

 

しかし、これは悪いことではない。自分自身がしていることを知らないことほどひどいことはないのだから。

 

共に働いているコーチたちもそれが彼らのためでさえあればあなたの高いレベルを注意したり煙たがったりすることはないであろう。高いレベルは高いレベルを生むはずだ。

 

彼らのレベルとは違うかもしれない。

 

時にはクラブのカルチャー(コーチたちのカルチャー)はある決まりきった型にはまっているかもしれない。それによって、自分自身のレベルや基準は周りから受け入れられないと感じるかもしれない。

 

そんな時、気づかなければならない。周りとは違うと。

それはそれぞれバックグランドも違うし、目指している目標も違うはずだから気にする必要はない。

 

そのコーチたちのレベル、基準は何なのか、自分自身は良い仕事をしているのか、何を目指しているのか。

 

これを問えば答えは見えて来る。

 

そして、一緒の席に座って、そのコーチに聞いてみれば良い。自分によって周りのパフォーマンスは上がっているのか?と。もし、自分が考えていたことと違っていたとしてももうパニックになったり、自信を失ったりする必要はない。これをポジティブに捉えなければならない。お互いに意見が違うのだから。この感覚や意見の違いはお互いにとって完璧な学びのタイミングなのである。

そうすることで他の人から見た自分を知ることができるはずだ。そして、そこで自分自身のコーチング理論のwhat,how,whyをについて説明したり、教えたりすることができる。もうわかっているはずだ。

 

自分自身について人に聞いて見よう。そうすることでリーダーとして、コーチとして必ず成長できる。

 

 

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