ビジュアル化〜新たなるサッカーデータ活用法〜
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“We collect most of our data ourselves. Data by Opta and others not really useful for our kind of work.” —Michael Niemeyer, FC Bayern
データとは非常に面白い。昨今のサッカー界はデータ革命が進んでいる。
だが実際にどのデータを使うべきなのか議論がされ続け、クラブや国によって大きく異なっている。
これからデータはどうなっていくのだろうか。
FacebookやTwitter等のSNSで発信されるデータには以下のようなものが多い。
VIDEO: We made the slowest XI and fastest XI on FIFA and put them against each other - https://t.co/HbW0VX24XC
— Squawka Football (@Squawka) 2017年6月24日
Only gold cards allowed. ✅ pic.twitter.com/dsSMf7PTjf
From analysis, to game model, to training exercises@JudahDavies details his preparations for 5 a side tournamentshttps://t.co/7ZoEnV9MAN pic.twitter.com/wtssVI2Mz9
— Spielverlagerung.com (@spielvercom) 2017年6月22日
でもコーチとして実際にこれらをどう活用して良いかも不透明であまり意味がないのかもしれない。
フィールドにはこういったデータよりも大切なことがあるはずだからだ。
例えば、誰がメッシがゴールする前にスペースを作ったのか、セルヒオ・ラモスがあのポジションにカバーに入っているからネイマールはドリブルを選択しなかったといったことだ。
ではこれはどうであろうか?
こういったビジュアルビデオを見ることでフィールドで起きていることが全てわかる。
おそらく退屈なデータが並んだ画像よりもこのビデオ見たいはずだ。
ゴールシーンにおけるテキスト速報よりもハイライトビデオを見たいのと同じ感覚だ。
ではこういったビジュアル化されたものをどう活用するのか、どのような視点を持つべきなのかということだ。
4つの視点を見てみたい。
1、数的優位
簡単にこの映像について説明すると、ボールを持った選手が立つラインとゴールラインで作られたスペースの中に何人の数的優位が作られているかを表している。
上の数字がその数を表しているわけだ。
2、マーク
‘If I have to make a tackle then I have already made a mistake’ — Paolo Maldini
それぞれのDFから最も近い相手選手を結んだもの。もしくは各選手(守備側)の対処できるスペース。そのスペースに攻撃側の選手が入った瞬間、マークしていることになる。
3、フリーランニングとパスの選択肢
ここではマークされていない選手、フリーランニングが上手くいきボールを受けることができる選手がパスの選択肢となる。
4、パスの質
赤色が実際のパスで、黒色がパスの選択肢。
今回は4つの視点が紹介されているがこのデータ分析方法(ビジュアル分析)はますます取り入れられはずだ。ヨーロッパのビッククラブではすでに取り入れられているとか。
サッカーを良くするためにできることをする。ヨーロッパを始め、世界はどんどん進化しているようだ。
引用