ホッフェンハイムのトレーニング7月19日(午後)
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今回は前回の続きでホッフェンハイムの7月19日の午後のトレーニングである。
ウォームアップ
始めは3グループ(各7人)を、1つのグループは5vs2のポゼッショントレーニング、2つ目のグループはコンディショニングを兼ねてラダートレーニング。3つ目のグループは短いスプリントからのシュート。その際、コーチはコーンの色を叫び、その色のコーンまでスプリントし、その方向に設置してあるゴールにシュートする。
1ステーション7分で順々に移動していく。
今度は5+1vs2+1のポゼッショントレーニング。
始めは小さいフィールドで5vs2。そこで何本かパスが繋がったら、フィールドの奥にいる選手にパスを通し、そのままフィールドが大きい状態で6vs3。
パート2
4人組5グループが作られ、異なったビブスを着てこのトレーニングは行われた。
まずは2vs1が行われ、それが終わった瞬間に3vs2が始まる。そして、できる限り2vs1の2人組は3vs2の2のヘルプにスプリントして戻る。もし、2vs1の攻撃側がすぐゴールを奪えなければ、3vs2の攻撃チームはカウンターアタックを仕掛けることが許される。ナーゲルスマンのコーチングポイントは、可能な限り早く良いポジショニンにつくことであった。
パート3
まず始めに4vs3が行われる。ゴール後、もしくは45秒後に4vs3の3のチームのGKが反対側のフィールドの4人チームのウイング(赤丸)にロングパスを送り、そこから7vs7のスタート。始めに4vs3をプレーしたチームはロングボールが蹴られた瞬間にそれぞれ攻撃、守備に参加しなければならない。チームのフォーメーションは3-3-1 or 3-1-3で構成された。
このメニューでその日の練習は終わりだ。
ナーゲルスマンのトレーニング
①8vs8+4 4pp
白色のチームがボールを10本通したら、もしくは赤色がボールを奪ったら4つのゴールのどこかにシュートすることができる。(スモールゴール)
②6vs6+2 からの2vs2/4vs2
まず6vs6+フリーマンのボール回しで攻撃側が10本繋いだら前方2vs2にパスを出すことが許される。攻める方向はどちらでも良く、6vs6をプレーしていた攻撃側の2人のみが攻撃に参加でき、4vs2の状況を作ることができる。
③5vs5 4PP
5vs5のゲーム形式のトレーニング。チームのフォーメーションが設定され、3−2でプレーしなければならない。
④5+2vs5
7vs5のゲーム形式のトレーニング。サイドでは3vs2が作れる状況に。
赤チームのみにオフサイドルールが適用される。
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