サッカーは監督だ

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興味の作り方

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今日はサッカーとは少し脱線して興味というものについて書きたい。

教育やキャリアにおいて興味とは非常に大きなモチベーションとなり、重要な役割を担う。興味を持つことでその物事を成功、成長させるためにそれがそのままメリットに繋がるのだ。私たちは興味を持つことで何かを初め、様々なアプローチを行う。また、その物事をよくする作業を行う中で自主規制、タスクの関与の仕方、根気といった個人の能力も向上させることができる。

興味を育む4つのステージ

興味は限られた瞬間においての何かを克服することができる。さらに優先すべきテーマについて安定的に成長させることも可能とする。そして、これらは4つのステージによって育まれる。

http://www.crijest.org/sites/crijest.org/files/Four-Phase_Model_of_Interest_Development.pdf

ステージ1

個人が新しくて驚くような複雑な状況に陥る前に興味の引き金が惹かれる。

ステージ2

興味が維持される。このステージでは興味あるコンテンツに関して再び接触が行われ、それが長い間続けれる。

ステージ3

個人の中に永久的な興味の構築が始まる。

ステージ4

興味は安定的に個人の中に収まり、どんどん成長していく。限定されたテーマにおいて興味は長く続き、学業の成功とキャリアの成功に繋がっていく。

興味の成長における刺激

両親や先生は興味を促す、成長させることにおいて重要な役割を担っている。

この4つのステージの考え方は一つのフレームワークとして与えられる。両親や先生によって興味の対象が提供される。これは学ぶ側にとって新しくて、驚きがあって、複雑でなければならない。(ステージ1)そして、この興味の対象が選択肢、社会的関与がある中で提供され続けることで、受けて側に興味の促進が促されるようになる(ステージ2)。ステージ3に行くためには両親や先生によってある問題定義がされ、それを解決していくプロセスによってステージ3からステージ4に移行して行くのである。

サッカーは楽しくかつ興味がそそられるものでなければならない。

興味に関して一連のプロセスを紹介したが、その理由はわかるであろうか。

サッカーを指導する場合、このアプローチが非常に大切であるということだ。トレーニングや試合において選手たちからこの興味というものがなくなってしまったら大きな成長は見られなくなり、選手の成長にストップがかかってしまうはずだからである。よってコーチ、監督がこのプロセスを理解し、応用することで選手にとって最高のトレーニング、最高のチームが提供できるはずである。

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