どのように中国はサッカー大国になろうとしているのか?
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中国マネーによってサッカー界に革命を起こそうとしている中国。果たしてどのようにサッカー大国になろうとしているのか。実際のところ、ワールドカップ予選では結果が出ていない。今回も出場できないのが現状であろう。
しかし、中国はいたって冷静なのかもしれない。
2030年にワールドチャンピオンになるのは誰か?それは中国!と目標を掲げているのは中国の大統領Xi Jinping。意外である。現在、何百万人もの子供たちがサッカーに目を向け始めている。また、育成年代には日本をはじめ、ヨーロッパ、南米からコーチ、監督を招き入れている。さてこれをどう考えるべきか。
普及から
蘇州のあるクラブでは12人の外国人コーチ、60人の中国人コーチに1000人以上の子供経ちという大規模な形で育成クラブを作り、成功を収めている。このクラブからすると中国の子供たちは落ち着きがあり、控え目で自分から主導権を握ることに慣れていないという。コーチが何かを言えば常に「YES」という言葉が返って来るのだ。しかし、多くのタレントがここに眠っているという。
チャイニーズドリーム
意外にも中国人ではなくヨーロッパ人に夢があるという。中国には多くの指導者が様々な国から来ている。そして、すぐに帰国してしまう指導者がいれば残る指導者もいる。その中で中国のサッカーに革命を起こし、名前を残すというものだ。中国からすればこれは最高の形かもしれない。外からやって来た指導者たちに相当なモチベーションがあるからである。いずれ日本と同じように中国も自分たちのサッカーとはといった何なのかという問題にぶち当たるかもしれない。しかし、中国全土でタレントが育てばこんな問題は吹き飛ぶであろう。なぜならタレントが集まることで試合に勝てるからだ。トップレベルになれば勝利こそが全てであろう。
ストリートでボールを蹴る子供はまだいない
現状、中国ではまだサッカーは熱狂的なスポーツになっていないようだ。南米などのようにストリートでサッカーをする子供たちはまだいないという。つまり、まだまだ改善の余地があり、サッカーが大きくなる可能性を秘めているわけだ。
これを考えると中国の経済が破綻さえしなければ2030年にワールドチャンピオンになれる可能性は大いにあるはずだ。アジアが発展することで日本も発展するという考えがあるかもしれないが本当にそれで良いのだろうか。日本からこれ以上、優秀な指導者を送り込んで良いのであろうか。気づいた時には取り返しがつかないことが待っているかもしれない。そう、中国の台頭によってワールドカップに出れなくなってしまう時が来てしまうかもしれないのだ。
さて、皆さんはどう思うだろうか。