サウサンプトンの新しい試み
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日本代表吉田選手が所属するプレミアリーグ、サウサンプトンも新しい試みに挑戦している。
この取り組みは昨シーズンから始まったようだ。
昨シーズン、GKのFraser Forsterが足に怪我を負った。
彼はGKとしてトレーニングできないことへの不安や恐れを感じていたようである。
これは選手経験がある人なら容易に想像できるであろう。いわゆるゲーム感というものだ。
そこで一役買ったのがテクノロジーである。
その名も「the Neurotracker」である。3Dトレーニングで脳を鍛えることを目的にしている。
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サウサンプトンの心理学者は
私たちは選手たちが怪我をした後、選手の認知能力が低下するという吟味をした。しかし、the Neurotrackerはフィールドで必要なスキルに対して刺激を与え、試合がない状況でも精神的に集中した状態を保つことを可能とする。GKのFraserは定期的にこれを利用しており、怪我の時にそれはより効果を発揮する。そして、今では彼はチームトレーニングの前にこのトレーニングを実施している。
と述べている。
このデバイスでは、画面上でランダムな方向に跳ね返るのを見ながら6〜8秒間に8個中4個のボールを追跡する必要があります。その4つを追跡できるとすぐに次の4つが現れます。次の段階はボールのスビードが上がり、キャッチしなければならないボールの数が増えるような仕組みになっているようです。
研究によって週に2,3回、6分間のトレーニングセッションをする
ことで認知能力を向上させるのに十分であると考えられており、意思決定と成功率が15%向上することが明らかにされています。
ちなみにこのthe Neurotrackerがプレミアリーグで始めて使われたのはファーガソン時代のマンチェスターユナイテッドだそうです。
当時のマンチェスターの選手、スコールズはコンスタントに良い結果を出していたそでだが韓国のパク・チソンは常にトップだったそうである。
このthe Neurotrackerは他のスポーツにも使用されており、今後さらに注目が集まる可能性があるようだ。
しかし、問題は導入資金。導入には15000ポンドが必要である。
普通のクラブでこれを導入することは少し難しいかもしれない。
参考