サッカーは監督だ

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戦術的ピリオダイゼーション

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FC Porto Individual Player Development Pepijn Lijnders

FCポルトアカデミートレーニング

戦術的ピリオダイゼーション理論的試合前ウォーミングアップ

インテルシュート練習 戦術的ピリオダイゼーション

約30年前にポルトガル人のヴィクトル・フラーデ氏が発案したサッカーのトレーニング理論。

同理論を採用しているジョゼ・モウリーニョFCポルトが結果を残している。

日本でもかなり広まっている理論だ。

フットボールを体系化した初めての理論であろう。

簡単にまとめてみるとする。

■ポイント

フットボールの試合では多くの構成要素が相互に影響を及ぼしあっている複雑な事象であるため次の展開を予測することは出来ない。

②「サッカー=技術+戦術+体力+精神力」と表現されるが、サッカーの試合の1場面を切り取った場合、その1場面が技術だけだったり体力だけということはありえない。全てが相互に影響している。

③要素ごとに細分化してトレーニング(技術、フィジカルだけのトレーニング)をするのではなく、「サッカーをサッカーのままトレーニングする」

④サッカーの本質(特徴) を反復練習して習慣化させる。

( 技術・戦術・ドリブル・パス・シュートなど分割したトレーニングをした場合、サッカーの試合でマイナスになりえる行動を選手達に習慣化させてしまう危険性がある。例えばボールを奪われてもボールを奪いに行かないことの習慣化。

⑤各自で決めたチームのプレーモデルを習慣化させることが練習の目的、つまり考えなくても体が反応する状態まで持っていく。

⑥トレーニング理論の枠を超えてサッカー哲学のような領域に達している。

⑦練習と試合の境界線が極力無くなるような練習を行う。

⑧次の展開が予測不可能な出来事の連続こそがサッカーの本質であり、その想定外の出来事の対応策を練り習慣化させる。

フットボールではフットボールをすることでしかうまくなれない。

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