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オランダ代表の翼はねじれてしまっている?

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Afbeeldingsresultaat voor oranje

先日、フランス代表に大敗した後、ブルガリアに3−1でなんとか勝利を収め、なんとかワールドカップ出場に望みを繋いだオランダ代表。そんなオランダ代表を見て、今は無き、くらいは何を思うのであろうか。

ヨハン・クライフはこんな言葉を残している。

オランダではシステムに関して非常に議論されてきた。それと同時に現代のサッカーに適するように常に流動的でダイナミックに変化してきた。これは4−3−3や4−4−2で頑なに一貫してプレーすることではなく、賢い動きとスペースの扱い方が優れているということである。中盤で3人、時には2人、もしくは5、6人になることもある。全てはその瞬間によるものだ。中盤の選手によってコントロールされ、残りの選手にスイッチが入るのだ。

そんな中、ヨハン・クライフの息子、Jordi Cruijffはオランダ代表に対してこんなコメントを残している。

紙の上では3ラインで構成されていることは周知の事実である。そこにはラインを作りだすというある種の芸術がある。それは1人の選手によって構成されることもある。ラインが多ければ三角形も多く存在する。今のオランダ代表にはそれが見られない。これを実行するパワーがないことはオランダ代表の大きな問題だ。残念ながらオランダ代表のための靴はねじれてしまっている。過去のオランダ代表の中盤選手、攻撃な選手はこれを可能にしてきた。しかし、今は劣ってしまっている。

最もなコメントを残している、Jordi Cruijff。確かにチームを見てみるとスナイデル、ファン・ベルシー、ロッベンを超える逸材は生まれていない。残り2試合、ベルラーシ、スゥーデンに勝って奇跡を待つしかないのかもしれない。しかし、勝ってワールドカップに出たとしても良い結果が出ないのだ目に見えてしかない。果たしてオランダはこの先どうなってしまうのであろうか。

 

ちなみにJordi Cruijffはイスラエルのマッカビ・テルアビブFCというクラブで監督として指揮を取っている。

マッカビ・テルアビブFC - Wikipedia

ジョルディ・クライフ - Wikipedia

 

意外と知られていないヨハン・クライフの息子Jordi Cruijff。彼の選手歴はこちら。

 

そして、指導歴。

 

ヨハン・クライフ自伝 サッカーの未来を継ぐ者たちへ

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  • 作者: ヨハン・クライフ,若水大樹
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2017/02/13
 

 

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