トレーニング：ビルドアップのスピードアップ

■目的　

ビルドアップにおける逆サイドへの素早い展開の改善

■オーガニゼーション

・フィールド　ペナルティーエリアからペナルティーエリア

・２つの大きなゴールを使用

・マーカーを図の白線の位置に設置

・５枚のビブス×２色

■方法論

・５VS５＋２GK

・両チームの３番、４番はどちらかしか白線で囲まれたスペース(真ん中)には入れない。

・得点したらすぐに自チームのGKからスタート

・MFの選手からボールが４番に返ってきたらすぐに４番は３番へパス

・

■コーチングポイント

・３番、４番はボールが中盤ゾーンに入ったら積極的に参加、もしくはボールを受ける準備をしておく

・３番、４番は自チームのGKがボールを持った時、そのまますぐにプレーすることができるよう体を開いておく

・３番、４番はすぐにそのままボールをシフト(動かす)ように心掛ける。

■バリエーション

・３番はGKからボールを受けたらそのまますぐに４番にパスしなければならない。この過程を経てスタート

・３番、４番は中盤ゾーンに入る際、必ずボールとともに入らなければならない(ドリブルイン)

・オフサイドなし⇒オフサイドあり

■相手チームから素早いプレッシングを受けるとき、サイドチェンジのスピードは重要である。敵が少ないまたはいない場所へ１つまたは２つのパスで運ぶようにする。出来るようになってきたら３番、４番はダイレクトでサイドチェンジを試みる。３番、４番は体を開き必ず前を向き前を向ける状態を作ることが前提。