サッカーは監督だ

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南アフリカに歴史的勝利~ラグビー監督 エディー・ジョーンズ~

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ラグビーW杯で日本代表が南アフリカに歴史的勝利。 つい最近、退任を表明したエディー・ジョーンズ監督があるインタビューでこう答えている。 『チームには自信が生まれ、私が就任した2012年には選手は世界で一番良いチームになれるとは心からは信じていなかったはずです。というのも、日本の選手たちはこれまで大学やクラブでの「日本一」にしか興味がなく、それで満足する、ドメスティックな考え方でした。私はそうした選手たちのマインドセット(考え方の枠組み)を、世界で通用するように変えようとしたのです。3年間で、選手の考え方も変わり、今は世界の誰に対しても怖がることはありませんし、世界レベルの戦い方ができています』 『我々が取り組んできたのは日本人が誇りに思えるチームを作ることです。他の国のコピーではなく、日本独自の戦い方を作り上げること。それは日常の全ての行動を通して、変えていくものです。単に「マインドセットを変える」と言うだけでは何も産まれません。取り組んだことの一つは朝5時に練習を始める「ヘッドスタート」です。世界の誰もが寝ている時間に仕事に取り組み、前に進むという意味があります。それが結果につながり、自信になっていきます。』 『例えばiPodはビジネスで成功していますが、それは製品がすごくユニークだったからです。だから、みんながコピーをしたのですが、それではiPodより良いものは生まれません。ラグビーでも同じで一番良いものを真似てコピーするのではなく今ある資源を最大限活用するのが大事です。そして、一番のものを作る。例えば、日本人は身体が小さいので、パスの回数を増やし、スペースを作ることが大事です。それが、私が提唱する「JAPAN WAY」というスタイルの根本です。』 『勝つ文化を作り上げるには、学ぶことが必要です。どのチームももちろん敗北を経験しますが、勝敗に関係なく学ぶことはできます。ヘッドコーチとして、自分より知識が豊富な人に会うことは、自らの知識を改良していくためにも、重要視しています。』 『まず、日本で成功しているスポーツか何かを調べました。まず、ワールド・ベースボール・クラシックWBC)で優勝した原辰徳監督に会いにいき、女子バレーボールと女子サッカーの監督にも、教えを請いにいきました。特にバレーとサッカーは、体格的なハンディを、頭を使い、運動量を上げることで補って、勝っていました。そして、この3人に共通していたのが、日本の「強み」を見つけていたことです。』 引用元:http://diamond.jp/articles/-/64389 キーとなることはこの5つの部分であろう。 1、私はそうした選手たちのマインドセット(考え方の枠組み)を、世界で通用するように変えようとしたのです。 2、ラグビーでも同じで一番良いものを真似てコピーするのではなく今ある資源を最大限活用するのが大事です。 3、「JAPAN WAY」 4、勝つ文化を作り上げるには、学ぶことが必要です。 5、まず、日本で成功しているスポーツか何かを調べました。この3人は日本の「強み」を見つけていたことです。 監督として必要な哲学の要素であろう。名将はこういった哲学を持っている。 そして、もうひとつ。 日本ラグビー界はそんなに世界で通用するチームだったのかということだ。 誰が来てからここまでの成長を遂げたのであろうか。間違いなく、彼、エディー・ジョーンズであろう。 彼が組織を、チームをマネージメントし、トレーニングを選手たちにした。 その結果が、今の結果に繋がった。 この年代の選手たちは今まで世界で結果を残して来たのであろうか。 日本のラグビー界は育成の分野で世界的に上手くいっていたのであろうか。 何が言いたいかというと、 彼が世界に通用チームを自ら創りあげたのではないかということだ。 フットボールの世界でも同じことが言えるはずだ。 フットボールは監督が創る。 今後のラグビー日本代表の活躍に期待したい。 stockvault-crystal-globe-in-hand1130551.jpg

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