サッカーは監督だ

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ユリアン・ナーゲルスマンから学ぶ Part3

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photo:http://www.bundesliga.com/en/

 

コーチングの30%は戦術的なこと、そして70%が社会的な能力によるもの。

 

そう述べているナーゲルスマン。意外である。

 

ナーゲルスマンは戦術の愛好者ではなく、むしろ人のマネージメント、チーム間における心理的属性と共生がより重要だと考えているようだ。

 

選手たちは選手ごとに異なった方法でモチベートされ、それにそれぞれ対応することが大切。このレベルの選手たちは心理的な側面が良ければきちんと整備された戦術の中でしっかりと良いプレーができることを確信している。ナーゲルスマン

 

特にシステムについて語られることが多いであろうナーゲルスマンにとってこれは監督という役割において小さな事柄のようだ。

 

 

トゥヘル(ドルトムント元監督)の弟子であることから彼のサッカー感が垣間見れる。

 

私は相手のゴールの近くで攻撃することが好きである。なぜかと言うと相手ゴールの近くでプレーしていればゴールへの道が遠くないからである。スペイン、ビジャレアルのプレーが好きで、彼らは若い選手たちのために素晴らしいコーチング方法を持っている。バルセロやアーセナル、特にベンゲルの仕事、サッカーが好き。ナーゲルスマン

 

だからと言って彼はポゼッションサッカーの愛好者でもないようだ。

それはデータからも読み取れる。

 

■2016/2017 ホッフェンハイム スタッツ

 

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ポセッション率:53%

パス成功本数:12241本

前方へのパス:63.8%

後方へのパス:32.2%

 

■2016/2017 バイエルン スタッツ

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ポセッション率:61%

パス成功本数:18438本

前方へのパス:61.8%

後方へのパス:38.2%

 

データ引用:http://www.squawka.com/news/

 

こうしてデータで見てみると本当にわかりやすい。 

サッカー データ革命 ロングボールは時代遅れか

サッカー データ革命 ロングボールは時代遅れか

  • 作者: クリス・アンダーゼン,デイビッド・サリー,児島修
  • 出版社/メーカー: 辰巳出版
  • 発売日: 2014/06/30
 

 他のデータからも彼のサッカーを発見できるかもしれない。

 

ナーゲルスマンの探求はまだまだ続く。

 

合わせて読んで頂ければ幸いです。

topcoach.hateblo.jp

 

 

 

 

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