サッカーは監督だ

トップの監督になるために必要な情報を集めたプラットホーム。日本のサッカーが発展することを願って。

スポンサーリンク

レアル、モドリッチとクロースの関係

スポンサーリンク

Hoe Kroos en Modric aan de basis staan van de Real-successen

チャンピオンズ2連覇を達成したレアル・マドリッド。今シーズンもチャンピオンズリーグで優勝できるかに注目が集まっている。レアルにはロナウドとセルヒオ・ラモスがいる。どうしてもこの2人に注目が集まってしまうのは仕方がないことである。

しかし、忘れてはいけないことがある。レアルにはクロースとモドリッチがいるということだ。彼らなしではロナウド、ラモスの活躍はないはずである。

そんな2人について考察したい。

以前は4−3−3でプレーしていた。その中盤を構成するのがクロースとモドリッチでトップ下にはイスコかハメスが入っていた。カセミロの加入により彼を守備的な位置に置き、2人がバランスを取りながら攻撃なミッドフィルダーになり、イスコがトップ下でプレーするようになった。

レアルは前線からの守備の代わりにしっかりブロックを作り、後ろから守備をしていた。カサミロの役割も大きく、彼がいない守備は非常に脆弱であった。さらにこのチームの特徴的なポイントはサイドバックであろう。彼らは非常に高い位置を取りながら攻撃にも守備にも参加する。それぞれ詳しく考えていきたい。

進むべきを方向を決め、熟考する。

ヨハン・クライフはかつてこう言った。試合において選手がボールを持つのは約3分間である。残りの87分間はボールがない状態のアクションである。

これはトップの選手になればなるほど大きな違いを見せる。特にそれはクロースとモドリッチに見られるわけだ。彼らは方向付けをし、熟考するのだ。どこに今、スペースがあり、どこに敵がいて、どこに味方がいるか。今ボールを受けに行った方が良いのか、それとも味方のためにスペースを作った方が良いのか、そんなことを常に考えているはずだ。彼らはそのために常に情報を集めているのだ。

彼はスプリントをすることがそう多くはないが、最高のプレーの選択をするために適切なスピードで動いているのだ。フィジカルというよりも認知の力に優れているのである。

彼らが立つポジションは状況によって異なっており、多くのバリエーションが見られる。主にはハーフスペースに立つが状況を見て、守備的ミッドフィールダーの位置に下がることもある。状況を見て様々なポジションを取っているのだ。

 

果たして今シーズンのレアルはどうなるものか。バルセロナのチーム作りが遅れている中、あまりメンバーが変わらないレアル。これは有利なポイントだ。

ロナウド、セルヒオ・ラモスだけではなく、モドリッチ、クロースの見えない働きに注目してレアルのサッカーを見て欲しい。 

topcoach.hateblo.jp

スポンサーリンク