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サッカーにおいてビデオ判定は必要か?

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最近、話題のビデオ判定、VAR。

VARとはビデオ・アシスタント・レフリーの略である。

 

 

意見は様々である。 

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そして、こんなことも。

 


【1214 サッカー ビデオ判定で突然のPK 歴史的瞬間 】

 

そんな中、ベルギーのLeuven大学でこんな研究結果が出た。

 

nieuws.kuleuven.be

サッカーにおいてスローモーション映像を見た審判は、リアルタイム映像を見た審判よりも厳しい罰を下す。

 

ヨーロッパの審判88人を対象に60の試合のシチュエーションでレッドカードかイエローカードもしくはカードを出さずに反則だけを取るかを調査。

 

半分のシチュエーションはスローモーション映像が見せられ、残りの半分はリアルタイム映像が見せられた。

 

一般的にイエローカードが出される状況でスローモーション映像を見た審判の20%はレッドカードを出し、リアルタイム映像を見た審判は10%だけレッドカードを出したのだ。

 

この違いの説明についてLeuven大学の教授はこう説明している。

 

スローモーション映像における反則はより重い判定が下されるのは明らかだ。

その意図の認知が リアルタイム映像よりもスローモーション映像の方が大きくなるからである。スローモーションにおいて反則は故意的と捉えられてしまうのである。

 

 

簡単に説明するとスローモーション映像ではこの時点で重い反則だということが先入観として働いてしまうということだ。またより深くその映像を見てしまうということだ。

 


Voetbalfase in slowmotion

 イエローカード?レッドカード?

スローモーション映像は審判講習会等であまり使われていないこともその原因の一つとして考えられる。よってInternational Football Association Board (IFAB、ルールを決定、管理する機関)はスローモーション映像を今後、プログラムに組み込むことを検討している。

 

またスローモーション映像を反則がゴールエリア内かゴールエリア外か、もしくはタックルが体にいっているか、ボールにいっているかをチェックするのに有効だ。

 

賛否両論あるがこれからも VAR、ビデオ・アシスタント・レフリーの運用方法から目が離せない。

 

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