コンパクトの保ち方
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Eden HazardやDavid Silvaは3ラインの間でのプレーを好む。
というよりも彼ら自身がプレーしやすいようにそこにポジションを取っているということが正解だろう。
ところで、相手にリードされている状況ではよりフラストレーションを感じるのは当たり前だろう。
さらに相手がボールよりも人を後ろに置いた状態(自陣ゴール前でブロックを作る)でポジションに立たれたらそのフラストレーションはより増すであろう。なぜなら攻撃の選手はスペースと時間がない状態でプレーしなければならないからだ。
Liverpool academy director Alex Inglethorpeはこのような状況に関してこう述べている。
まず攻撃のチームがこれを崩すことができなかった場合、その方法論を持っていなかったまたはそれをうまく使うことができなかったと捉え、その攻撃チームの能力が低いと捉える。もしくは、守備側のオーガナイズが良かったということだ。
ここでは、少しだけ詳しくその守備のオーガナイズについて話をするとする。
端的に言うと、「どのようにこのオーガナイズを作るか」ということだ。
彼の回答としては
『1、まずDF4枚の選手に注目する。彼らが押し上げる能力、勇気があるかを観ること大切である。⇒DF4枚をまず押し上げさせる(これが最も簡単な方法だ)
2、次にDFの位置に応じてMF、FWの選手を少しだけ高い位置にポジションを取らせる。
あくまでも優先される(先にコーチングをする)のはDF4枚に対してである。ここが
より上手く早くオーガナイズできるようになるポイントだ。』
攻撃してくる相手に対して時間とスペースを消せるかが良い守備のオーガニゼーションすなわちコンパクトに保つ鍵となるようだ。
これからEden HazardやDavid Silvaといった選手、勿論、日本の香川真司といった選手に代表されるような3ラインの間でプレーする選手がより増えてくるのは間違いない。
その中でいかに3ライン間をコンパクトに保てるかが勝利への鍵のひとつになりそうだ。