サッカーは監督だ

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第2言語を使ってプレーするということ。

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プレミアリーグチェルシーアーセナル戦が行われた。

そこでひと騒動。

D・コスタがDFローラン・コシールニーの顔に手をかけたことで、激昂したDFガブリエウ・パウリスタとの小競り合いが発生。主審は両者にイエローカードを提示するも、怒りが収まらなかったガブリエウはD・コスタを蹴り、退場処分を受けていた。

この試合後、インタビューへ英語で応じたズマは

「僕らはジエゴをよく知っている。彼は相手選手を騙して試合から追い出すことが好きなんだ」

さらに

「彼は実際は本当にいい奴なんだ。僕らは彼がチームにいることを誇りに思っている」

とコメント。

しかし、

ジエゴは相手選手を騙すのが好き」というコメントばかりが一人歩きししてしまったようだ。

 英『BBC』によると、ズマは自身の『Twitter』で「多くの人を混乱させてしまった。英語は僕の母語ではない。本当は彼を非難するつもりはなかった」と説明。

「彼は相手選手へプレッシャーをかけることができる選手だと伝えたかったんだ。僕は彼のことをとても尊敬している」とも語った。

チェルシーの広報担当者は「試合直後に若い選手が第二言語で話すことは厳しい」と話し、「彼は自身の言葉によって、チームメイトであり友人を攻めてしまったと深く動揺している」と20歳DFの心境を明かしている。

様々なメディアに取り上げられる一流プレイヤーたち。

その都度、最適なコメント、発言が求められる。そこには大きな責任が発生する。

日本が世界で戦っていくためには、海外でプレーし、個人の能力を上げることがより求められるはずだ。

島国、日本。第二言語などほぼ必要のない国だ。

だからこそ難しいことは納得できる。

ただこのズマ選手のように第二言語で恐れず、発言できる日本人プレイヤーは何人いるのだろうか。

こういったインタビューで発言できなければ、チーム内でコミュニケーションを取ることも難しいはずだ。

そんな状況ではチームメイトも寄ってきてくれるはずがないはずだ。

ともに食事をし、遊ぶことで生まれるプレーの理解もあるはずだ。

間違えても良い、まずトライすること。

こういったメンタリティーを育てていくことも育成年代の監督、コーチに必要なことかもしれない。

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