サッカーは監督だ

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ソーシャルメディアをどう利用するか?

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現在、戦術やトレーニングについてFace bookやTwitterといったソーシャルメディアによって様々な情報が拡散されている。しかし、我々はこれをどのように利用すれば良いのであろうか。

 

ビデオから多くのインスピレーションを受けることは間違いない。しかし、そのままコピーするだけで意味があるであろうか。

 

なぜなら、選手の年齢、レベル、プレーモデル、使える備品がチームによって違うからである。

それぞれ考えて行きたい。

 

プレーモデルとの一致

例えば、チームのプレーモデルとしてサイドの選手を置かずに攻撃する場合、サイドからのトレーニングしてもあまり、効果は出ない。そもそも試合中にサイドからの攻撃が少ないからである。

 

もし、チームが守備においてマンマークの戦術を使うようであればこのようなアトレティコのトレーニングは理想的ではないであろう。

 つまり、チームのプレーモデルに合わせてトレーニングを選択しなければならないということである。

 

選手たちの年齢

自分がトレーニングする選手たちの年齢は何歳ですか?

 

トレーニングによっては全てのカテゴリーで使うことができるかもしれない。しかし、多くは年齢によって適切ではないものがある。例えば、敵がいない状態でのトレーニングは年齢の低い選手たちに有効である。

年齢が高ければ高いほど、プレーの実行だけでなく、認知→プレーの選択の過程が大切になってくる。よってこの年代においては敵がいる状態でのトレーニングが望ましいであろう。 

 

topcoach.hateblo.jp

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どのくらいの時間その形式でトレーニングしますか?休憩時間は?

 この情報は拡散されたビデオだけを見てもわからないであろう。主にビデオではトレーニングのオーガニゼーションしかわからない。しかし、このポイントはチームにとって重要であろう。シーズンの時期や試合の後、選手の疲れ具合によってもこの時間は異なってくるはずであるからだ。このピリオダイゼーションによってコンディションは上昇し、障害予防にも繋がるのである。

 

 コーチングアクセントはどこ?

トレーニングとはそもそも目的達成のために行うものである。

例えばポゼッショントレーニング。このトレーニングは攻撃、守備、攻守の切り替えの向上を目的にトレーニングできるはずである。しかし、コーチ、監督はどのポイントの絞ってコーチングするのかということが重要になってくるであろう。

アクセントをどこに置くのかということである。

 

このトレーニング中、攻撃、守備、切り替えのプレーごとにコーチンングするのか?果たしてそれは効果的なのであろうか。選手たちは混乱しないであろうか。

こういったこともビデオからではわかりにくいのが現状である。

 

どのように試合に繋げる?

先ほども述べたようにトレーニングは目的達成のためにある。ではビデオで見たようなトレーニングは試合にどのように繋がっていくのであろうか。これを考えることが一番重要かもしれない。

 

ビデオからインスピレーションを受け、そのビデオから試合でどのように繋がっていくかを考える過程で自分のチームにアジャストすることができるかもしれないからだ。

もし、わからなければそのトレーニングを行っているチームの試合を見ると良いかもしれない。

 

以上がFace bookやTwitterといったソーシャルメディアによって拡散されている様々な情報を利用するにあたってのポイントかもしれない。

シェアやいいねの数に惑わされず、トレーニングは目的達成の手段であって、目的ではないことをここで強く伝えたい。

 

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