サッカーは監督だ

トップの監督になるために必要な情報を集めたプラットホーム。日本のサッカーが発展することを願って。

スポンサーリンク

ユリアン・ナーゲルスマンのイノベーション

スポンサーリンク

f:id:topcoach:20170809042300j:plain

開幕間近のブンデスリーガ。その中で、最も注目されていると言っても過言ではないホッフェンハイム。その監督は、ユリアン・ナーゲルスマン。最近、30歳になったばかりである。

 

そのユリアン・ナーゲルスマンについて改めて掘り下げたい。

 

イノベーション

ナーゲルスマンは選手が良くなる方法を常に模索している。

現在、ホッフェンハイムのトレーニング場には、18平方メートルの電子パネルモニターが設置されている。これに関して、ナーゲルスマンはこう述べている。

 

トレーニング中に起こった問題をそこですぐに解決することができる。Ipadを手に持ち、そのIpadと電子パネルモニターは繋がっており、すぐに映像を見せることができる。

 

さらにナーゲルスマンはトレーニング中にドローンを使ってビデオ分析をするというテストも行っている。

Hoffenheim scrap 'distracting' training drone plan - chief executive Gorlich - ESPN FC

実際のところ、選手たちの気が散るということで早々にこの実験を中止している。

さらに香川真司が所属するドルトムントも使用しているFootbonautもトレーニングの中に取り入れている。


Footbonaut - High-Tech Training bei der TSG Hoffenheim

さらにこれもトレーニングの中に取り入れている。その名もHelix。


Bundesliga Women Enter the Helix

ここで、認知の力を養うことができるのだ。

topcoach.hateblo.jp

トレーニング哲学

サッカーのトレーニングにおいても他のコーチ、監督とは考え方が違うようだ。

その方法論はトレーニング時に多くのバリエーションを提供するというものだ。

決まったパターンはなく、常に新しい優遇措置、ルール、負荷がかかるのだ。

 

退屈さからは学ベることはなく、もしトレーニングがルーティーン化してしまったら学べることは少なくなってしまうと考えているのである。 

topcoach.hateblo.jp

topcoach.hateblo.jp

 

 アシスタントコーチのAlfred Schreudeはあるインタビューでこう述べている。

 

選手たちがトレーニングを理解した時には、すでに私たちは次のトレーニングを提供している。トレーニングではストレスがかかるような状況を与えている。例えば、ポゼッショントレーニング。フィールドの各辺にミニゴールを起き、そのゴールを色分けしてセッティングしておく。守備側の選手がボールを奪ったら、コーチがある色を叫び、守備側の選手たちはその色のゴールにシュートをするというものである。

 

ドイツサッカーを観に行こう!  ブンデスリーガ×ドイツ語

ドイツサッカーを観に行こう! ブンデスリーガ×ドイツ語

  • 作者: 瀬田元吾
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2012/08/01
  • メディア: 新書
ブンデスリーガ―ドイツサッカーの軌跡

ブンデスリーガ―ドイツサッカーの軌跡

  • 作者: ウルリッヒヘッセ・リヒテンベルガー,Ulrich Hesse‐Lichtenberger,秋吉香代子
  • 出版社/メーカー: バジリコ
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本
ドイツサッカーマガジンKAISER(カイザー)vol.2 進撃のドイツ?日独W杯戦記? (ビヨンドブックス)

ドイツサッカーマガジンKAISER(カイザー)vol.2 進撃のドイツ?日独W杯戦記? (ビヨンドブックス)

  • 出版社/メーカー: ブックビヨンド
  • 発売日: 2014/07/04
  • メディア: Kindle版

 

 

スポンサーリンク